バングラデシュ医療協力での術中風景

　高校を卒業して豊岡市から24年間離れました。当初は漢方治療に興味をもち、富山医科薬科大学医学部に進学しましたが、卒業する頃には皮膚・形成領域に興味が移ってしまいました。大学を卒業後は、16年間、皮膚科、形成外科の臨床を勉強し、うち11年間は大阪の淀川キリスト教病院で過ごしました。同院では、大変多くを経験することができ、自分の強運を感じます。

　医師として勤務医を続けていくか、開業するかは自分では結論できずにきましたが、平成18年11月に待望のこどもに恵まれ、地元、豊岡市に帰ることを決めました。一度帰ると決めたからには、この北部地方の医療の発展のために全力を尽くしたいと思います。また日々の診療のなかで、自分自身が研鑽を積んでいくように努力していく所存です。
　付け加えでありますが、クリニックの活性化が豊岡市の活性化に少しでも役立つよう、地元密接型のクリニックを目指していきたいと思います。